お客様からよく寄せられるご質問等をまとめてみました。
不明な点がございましたら一度こちらをご覧ください。 それでもわからない場合はこちらからお問い合わせください。担当者がご質問にお答えいたします。
q | タイヤの慣らしは必要ですか? |
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a | 新品のタイヤは、ゴムの油分が表面に付いているため滑りやすくなっています。 そのため、走行してタイヤ内部の温度を上げ、かつ表面の油分を取る必要があります。 各タイヤメーカーとも100kmは慣らしとして表示しています。新品タイヤ装着時の急発進・急制動・急なバンク(傾け)は避けるなど、タイヤが落ち着くまでは注意が必要です。 |
q | タイヤはいつ交換すればよいのですか? |
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a | 二輪タイヤの磨耗限界は、0.8mmでスリップサインが出るようになっています(自動車タイヤ1.6mm・トラック3.2mm)。当然、車検時にスリップサインが出ていると通過できません。 レイン性能はタイヤの磨耗が50%進むと極端に落ちると言われています。 |
q | タイヤを長持ちさせるには? |
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a | 一番大切なことは適性空気圧を維持しておく事です。 空気圧のチェックをせずそのままにしておくと、空気がゴムを通過して自然に抜けていってしまいます。低圧で走行すると磨耗が早くなり、高速道路をそのまま走ると発熱、バーストなどの危険もあります。 最近の高速車両は、フロント・リアともに指定空気圧2.9kPaのものもあります。 月に一度は空気圧のチェックをするようにしましょう。チェック時間は冷間時です。 |
q | パンクの予防剤は効くのですか? |
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a | 通常の「クギ」でしたら効果があるようです。 チューブレスタイヤは差し支えないのですが、チューブレスタイヤに予防剤として所用すると、メーカーによりホイール内部が腐食し、そこからエアーが漏れたり、バルブ部分に予防剤が入り込みエアー漏れを起こしたりする事があります。 予防剤ではなく、修理剤を緊急用として携帯されていれば良いと思います。 |
q | 新車時のタイヤとリプレイスは違うのですか? |
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a | 新車時についてくるタイヤ(OEMタイヤ)と一般に販売されているタイヤ(リプレイスタイヤ)は同じパターンであっても違います。 OEMはバイクメーカーの要望で作られたタイヤで、リプレイスはタイヤメーカーの発想で作られたタイヤです。したがって、よりグリップがいいタイヤや、よりコーナーリングがいいタイヤなど、いろいろ発売されているので、選択肢が広がります。 |
q | ラジアルとバイアスの違いは? |
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a | ラジアルは周方向にカーカスが直角・放射状に張られ、その上に補強帯のベルトが巻かれています。円周方向に巻かれているベルトのおかげで高速時の遠心力によるタイヤの変形が少ないのが特徴です。タイヤの性能面からはラジアルの方が勝っていますが、製造の複雑さから価格が高くなっています。 バイアスは、周方向にカーカスを30~40度の角度で斜めに交互に重ね、コードが張られています。路面からのショックに対して柔軟性に富み、ソフトな乗り心地が特徴です。スクーター・アメリカンバイクなどに使用されています。 |
q | 窒素ガスを使用する利点は? |
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a | 窒素ガスの特徴として「ゴムへの透過性が低いので、エアー抜けが遅い」 「水分がない為、ゴムとスチール帯の酸化をさせにくい」等のメリットがあります。 航空機などはすべて窒素ガス所用です。 |